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我々地球人類は、今何を為すべきか

「エイリアン・インタビュー」を裏付ける思想 その3

[2023.9.15]




スイスのバーゼルに本拠を持つ国際決済銀行 (BIS

「気付き」から世界が変わる


 昭和49年、当時駆け出しのジャーナリストであった立花隆氏が、月刊「文藝春秋」の10月号と11月号に「田中角栄研究」という文章を発表した事を発端に、「金脈問題」が大騒動へと発展し、田中内閣が退陣に追い込まれた事はよく知られている。

 あれから約半世紀経った今では、あたかも立花隆氏が「田中金脈」の全貌を、自力で全て調査して暴露したかのように思っている人が多いが、実際は全く違う。

 田中角栄の「金脈」や汚職の事実関係は、当時のマスコミ関係者にとっては周知の事実であった。謂わば「業界の常識」であった。

 そのため、立花隆氏が文春に「田中角栄研究」を発表した際、多くのマスコミ人は、「今さら何を分かり切った事を」と呆れた反応を示していた。

 では何故、それまで金脈や受託収賄が問題にされなかったのかといえば、その当時は誰一人として、そうした事が「悪い事」だと思っていなかった為である。

 今では考えられない事であるが、半世紀前は政治家の金銭問題については大らかな風潮の時代であった。

 そうした風潮の中、立花隆氏によって初めて「これは悪い事だろ」と問題提起が為されたのだった。立花論文の歴史的意義はそこにある。

 立花氏の問題提起を受けて、当時の世の人々は、「確かに、それは悪い事だ」と初めて気付いたのである。

 その後、政治家にはクリーンさが求められるように世の中の価値観が変化していった。

 このように社会の価値観が変わる際には、「これは悪い事だろ」「これは間違いだろ」と、誰かが指摘する事から始まる。

 これは、近年問題になっている性被害や家庭内DVの問題でも同様である。

 誰かが声を上げて問題提起をすることで、従来は問題にされなかった事が見直されるようになり、世の中の価値観が変わる契機となる。

 それらの積み重ねが、世界を変えてゆく。

「エイリアン・インタビュー」は、そうした意味で、人類の価値観を変える重要な「問題提起」が数多く含まれている。

 これまでの人類史上、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教など主要な宗教が「創造神」を崇拝してきたのに対し、「エイリアン・インタビュー」においては、「創造神は悪の存在である」ことが明確に指摘された。これは画期的な事である。

 他にも同書においては、「地球は牢獄」、「輪廻転生は牢獄システム」、「天国は罠」などの事実が指摘されている。

 それらの問題提起を通じて、人々に「気付き」がもたらされ、人類の価値観が大きく転換してゆくことになる。

「エイリアン・インタビュー」によれば、地球は宇宙における「牢獄」であり、地球人とは、本来「IS-BE」であったが、「旧帝国」によって記憶を消去された上、地球に送還され監禁された囚人または奴隷である。

 また「死後の天国」なるものは、牢獄システムの一部であり、「人間に使命がある」などという信念は、人間を牢獄である地球に閉じ込めておく為の洗脳に過ぎない。

「輪廻転生」も、人間を永遠に地球という牢獄に監禁し続ける為のシステムであり、輪廻転生の度に記憶を消去する事により、人間に本来「IS-BE」であった事実を思い出させないようにし、ますます奴隷化を推進させているのである。

 さらに「旧帝国」による地球人に対する洗脳の一つが「一神教」である。一神教は、人間に「本来の能力」や「IS-BE」であった記憶を忘れさせる為の洗脳装置でもあり、人間を奴隷化する為のシステムである。

 なお、「エイリアン・インタビュー」には、細かい部分では矛盾した記述が多少見られるため、同書を頭から丸ごと信じる必要はない。

 しかしながら、同書に述べられた数多くの指摘の中に、「確かにその通りだ」と、心から確信が持てる部分については、それが真理である可能性は高い。

 その場合は、自らの内なる「IS-BE」が反応しているのである。



エレナ・ダナーン氏によるエイリアン情報


 ここ約30年もの間、玉石混交の様々なエイリアン関連情報やチャネリング本が氾濫してきた。

 その中で、比較的信用に値すると思われるのが、フランスの考古学者エレナ・ダナーン氏によるチャネリング情報である。彼女は現在、「銀河連合特使」を名乗っている。

 日本で出版されている著書としては、『心優しき地球外生命体たち』や『ザ・シーダーズ 神々の帰還』がある(いずれもヒカルランドより発行)。

 ダナーン氏は、地球を含む太陽系宇宙は最近まで闇の勢力によって支配されていたが、現在では光の勢力が巻き返していると語る。

 ダナーン氏の宇宙観が、「エイリアン・インタビュー」の内容と共通している点は注目に値する。

 ダナーン氏によれば、「オリオン」や「ゼータ・グレイ」が宇宙における「闇の勢力」であり、一方「銀河連合」と呼ばれる24種族からなる連合体が「光の勢力」であるという。

 それを「エイリアン・インタビュー」の用語に置き換えれば、「オリオン」と「ゼータ・グレイ」は「旧帝国」に相当し、「銀河連合」は「ドメイン勢力」ということになる。

「ドメイン勢力」が、多数の宇宙種族からなる連合体であるとすれば、「勢力」と呼ばれている事も理解できる。

 エレナ・ダナーン氏は、2021年8月30日、銀河連合の宇宙人から、銀河連合の「プライムディレクティブ(最優先指令)」を伝達されたという。

 宇宙における「光の勢力」である銀河連合の「プライムディレクティブ」とは、以下のような内容である。



≪銀河連合プライムディレクティブ≫

Ⅰ:プライムディレクティブは、道徳的、倫理的な手引きであり、法的なテンプレートとして機能するものである。

Ⅱ:プライムディレクティブは、まだ星間旅行の能力を獲得していない世界や、進化した外部の星間文化との交流を組織的かつ継続的に行っていないあらゆる世界の文化に適用される。

Ⅲ:本条は、どの惑星系であっても、その内部で起きている私的管轄の問題に、銀河連合のメンバーが介入することを一切承認しない。また、銀河連合の条文に基づき、銀河連合のメンバーに、そのような問題解決に関与することを求めない。

Ⅳ:知覚を持つ種族の権利として、偉大なる宇宙の法則である自由意志があり、それは、自然な生物学的かつ文化的進化と同じように、神聖なものとみなされる。銀河連合のいかなるメンバーも、先住民の生活、社会および文化において、自然で自発的な、健全な発展に干渉してはならない。干渉とは、精神的、道徳的、技術的進化の現在のレベルから判断して、その種族や社会が、まだうまく扱うことができない高度な知識や力、テクノロジーを提示することを含む。

Ⅴ:銀河連合は、進化途上の種族に対して、彼らがまだ発見していないテクノロジーや、現在、開発し使用することができるテクノロジーを開示してはならない。

Ⅵ:進化途上の種族に対して、彼らの理解を超えるテクノロジーの共有や播種は禁止される。または、必要最低限に留めるものとする。

Ⅶ:進化途上の惑星にすでに存在する科学技術を改良した装置、器具、機械、道具、武器、発明品を使用して、その惑星の先住民と交流すること、コミュニケーションをとることを禁ずる。

Ⅷ:精神的、道徳的知識を教えることも、必要最低限に制限すべきである。その手段は、進化途上の種族が現段階で理解できるコミュニケーション手段やデバイスのみとする。

Ⅸ:外部からの脅威がない限り、進化途上の種族への接触、干渉は許されない。外部からの脅威があった場合、銀河連合のメンバーは、状況を評価し、適切な行動方針を決定する道徳的義務がある。

Ⅹ:銀河連合のメンバーは、このプライムディレクティブに違反してはならない。ただし、以前の違反や偶発的な文化の汚染を正すために行動する場合はこの限りではない。この指令は、ほかのいかなる事柄にも優先するものであり、最高の道徳的義務を伴うものである。


『心優しき地球外生命体たち』(ヒカルランド)より



 なお、上記著書においては、それぞれの項目について、以下のように解説されている。


Ⅰ:プライムディレクティブは、道徳的、倫理的な手引きであり、法的なテンプレートとして機能するものである。

 この項は、どのような形態であれ、銀河連合と発達初期の文化圏との接触に関連する事柄に言及している。

 プライムディレクティブは、銀河連合の行動に関する道徳的指針として、また第三者の文明との間に紛争が生じた場合の法的手段として用いられる。


Ⅱ:プライムディレクティブは、まだ星間旅行の能力を獲得していない世界や、進化した外部の星間文化との交流を組織的かつ継続的に行っていないあらゆる世界の文化に適用される。

 これにはまず、その文化のグレードを、分類尺度を用いて調べる必要がある。

具体的には次のように分類される。

ステージ1【発展途上】
 構造化された社会で組織化されていない生命体。

ステージ2【発達初期】
 構造化された社会で組織化された生命体であり、発達したスピリチュアルな概念を持っている。

ステージ3【インターステラー(星間)】
 星間移動能力を獲得した文化で、独自のプロセスでほかの銀河系文明とコンタクトしている。

ステージ4【高度】
 第6密度レベル以上に達した文化。


Ⅲ:本条は、どの惑星系であっても、その内部で起きている私的管轄の問題に、銀河連合のメンバーが介入することを一切承認しない。また、銀河連合の条文に基づき、銀河連合のメンバーに、そのような問題解決に関与することを求めない。

 これは、銀河連合の最高評議会から効力を認められていないにも関わらず、プライムディレクティブの何らかの項目を用いて、ステージ2の文化圏の私的な事柄に破壊的な干渉を行うことを禁止するものである。


Ⅳ:知覚を持つ種族の権利として、偉大なる宇宙の法則である自由意志があり、それは、自然な生物学的かつ文化的進化と同じように、神聖なものとみなされる。銀河連合のいかなるメンバーも、先住民の生活、社会および文化において、自然で自発的な、健全な発展に干渉してはならない。干渉とは、精神的、道徳的、技術的進化の現在のレベルから判断して、その種族や社会が、まだうまく扱うことができない高度な知識や力、テクノロジーを提示することを含む。

 これは、ステージ2の文化圏の自然な意識の発達に影響を及ぼすことは、違法ということである。


Ⅴ:銀河連合は、進化途上の種族に対して、彼らがまだ発見していないテクノロジーや、現在、開発し使用することができるテクノロジーを開示してはならない。

 これは、先進的な技術を、ステージ2の文化圏に視覚的に見せるのは違法ということである。


Ⅵ:進化途上の種族に対して、彼らの理解を超えるテクノロジーの共有や播種は禁止される。または、必要最低限に留めるものとする。

 この条項は、ステージ2の種族の生存に不可欠と厳密に判断した場合のみ、彼らの理解を超えるテクノロジーの提示を許可するものである。

 ただし、このプロセスは、銀河連合の最高評議会によって合意されたプログラム内に限られる。

 この際には、ステージ2の文化圏の一部の代表者と共に、非常に慎重に完遂させなければならない。


Ⅶ:進化途上の惑星にすでに存在する科学技術を改良した装置、器具、機械、道具、武器、発明を使用して、その惑星の先住民と交流すること、コミュニケーションをとることを禁ずる。

 これは、ステージ2の文化圏のメンバーと、無許可で個別コミュニケーションをとることを禁止するものである。


Ⅷ:精神的、道徳的知識を教えることも、必要最低限に制限すべきである。その手段は、進化途上の種族が現段階で理解できるコミュニケーション手段やデバイスのみとする。

 これは、言葉通りである。その種族が、絶滅の危機に瀕している場合を除き、直接、彼らに、しなければならないことを指示してはいけないし、宇宙の本質を明かしてもいけないということである。

 絶滅の危機に瀕している場合は、銀河連合の最高評議会の決定に従い、公式プログラムの一環として、その種族の意識の発達を早める働きかけが許可される。


Ⅸ:外部からの脅威がない限り、進化途上の種族への接触、干渉は許されない。外部からの脅威があった場合、銀河連合のメンバーは、状況を評価し、適切な行動方針を決定する道徳的義務がある。

 これは実際にテラで起こったことである。この項は、第三者との紛争において、第Ⅰ項を法的手段として使用することを意味する。

 銀河連合に加盟していないステージ2の世界は、ステージ3の星間文明から何らかの干渉を受けた場合、銀河連合に援助を要請する法的権利を持っている。

 この法的手続きにおいて、銀河連合は、脅かされたステージ2の公式代表者と接触することにより、自分たちの存在を明らかにし、援助を提供する義務があるということである。

 もし、ステージ2の文化圏が、公式に、銀河連合から援助を受けることに同意すれば、銀河連合は、干渉しているステージ3の文化圏を追放し、罰する権利を与えられる。


Ⅹ:銀河連合のメンバーは、このプライムディレクティブに違反してはならない。ただし、以前の違反や偶発的な文化の汚染を正すために行動する場合はこの限りではない。この指令は、ほかのいかなる事柄にも優先するものであり、最高の道徳的義務を伴うものである。

 これは、銀河連合に属する文化圏のメンバーが、3回、プライムディレクティブに違反した場合、銀河連合のコミュニティから追放されるという警告である。



「銀河連合」からの最新のメッセージ


「エイリアン・インタビュー」は、2008年に米国で初版が出版され、2015年に日本語版が出版されたのであるが、情報そのものはあくまで1947年当時の内容である。

 現在はすでに2023年であり、この76年もの間、地球を取り巻く宇宙において何事も無かったとは考えられない。

 エレナ・ダナーン氏の最新刊の著書である『ザ・シーダーズ 神々の帰還』には、以下のような記述がある。



2021年10月26日

 私はアルダーナ。銀河連合軍の最高司令官で、あなた方の太陽系にあるこの前哨基地の司令官です。

 あなた方には強くあってほしい、戦いはまだ終わっていないのですから。

 地下は掃討されました。あなた方の月は解放され、この星系の他の場所も全て大きな闇から救われました。

 それでも、あなた方の惑星テラには、あなた方が言うところの最後の悪の砦が、戦場での戦いの後に残っているのです。

 それを手放すかどうかは、あなた方次第です。立ち上がり、自分自身のために声を上げるのはあなた方次第です。

 私たちはあなた方の惑星から巨悪を追放しました。闇が去った後に自由を選択するのは、あなた方です。

 闇の政府と協力していた全ての存在は去りました。今、立ち上がるかはあなた方次第です。

 これは私たちの勝利ではなく、あなた方の勝利です。

 私たちは、あなた方の星のものでないものは全て片付けました。

 今、あなた方の惑星に残るものを片付けるかはあなた方次第なのです。

 みずからのために立ち上がるのです!

 マインドコントロールに終止符を打つのです!

 個性豊かに、力強く飛翔するのです!

 自分で考えましょう!

 あなたは自分以外の誰にも、何にも属していません。

 今こそ、自分の運命を手にするときです。

 私たちは自分の仕事をしました、あなた方も自分の仕事をすることを忘れないでください。

 立ち上がり、戦い、まだあなた方を支配しようとしている人間たちを倒してください。

 彼らの多大で強力な支援はなくなり、彼らを支援していた地球外生命体も全ていなくなりました。

 私たちが彼らを一掃したのです。

 今、仕事を終わらせるのはあなた方です。

 なぜなら、残された仕事は私たちの仕事ではないからです。

 私たちはあなた方の勝利に手を貸しました。

 あとは、あなた方が勝利の記念碑にその名を刻むだけです。

 立ち上がり、自分自身のために発言し、マインドコントロールと恐怖を拒否するのです。

 なぜなら、彼らに力があるというのは幻想であり、彼らは負けたからです。

 勝利はあなた方の手の中にあります。

 この壮大な冒険の最終章は、あなた方が演じるのです。

 それをするのは今しかありません。



『ザ・シーダーズ 神々の帰還』(ヒカルランド)より



 これを見れば、この約70年ほどの間に、「旧帝国」の残存勢力が、「ドメイン勢力」によって地球とその周辺から一掃されたと解釈する事が出来る。

 上記のアルダーナと名乗る銀河連合軍の最高司令官のメッセージが真実であるとするならば、これまで「旧帝国」の協力者として人類奴隷化に加担してきた地球の支配者達を、我々人類の手で排除する義務がある。



地球人類の支配者とは


「エイリアン・インタビュー」によれば、地球は宇宙における牢獄であり、人類はみな「囚人」である。

 必然的に地球上の社会システムは、「囚人」を支配・管理する事を目的に作り上げられることになる。

「旧帝国」の地球牢番係が、地球人類奴隷化の道具として人類に与えたツールが「貨幣」であった。所謂「お金」である。

 その後は、「お金」を支配する者が人類を支配し、管理することになる。

 人間から「IS-BE」としてのあらゆる能力や創造性を奪い去り、「囚人」として隷属させる為には、「金融」ほど威力を発揮するシステムは他に無い。

 この金融システムは、徹頭徹尾、「囚人を管理する制度」として設計されている。

 国際金融システムは、ヨーロッパ中世のテンプル騎士団において確立された。

 21世紀の現在、地球全体を覆っている国際金融勢力は、みなテンプル騎士団のシステムの継承者であり、末裔である。

 この数百年間、国際金融勢力がやってきた事を見れば、上は戦争、下は人間の奴隷化であった。

 我々地球人の手で排除すべきは、今もなおこの地球を支配している国際金融勢力である。

 彼らの行動原理は一神教に基づく「選民思想」であり、最終的には、自分達が「神に選ばれた民」として全人類を支配する権利を有するというものである。

 人類を家畜のように隷属させる為に生み出された洗脳技術が、金融システムという魔術であった。

 とりわけユダヤ人は、テンプル騎士団から学んだ手法によって、後に世界人類の奴隷化を完成させることになる。

 長年にわたり、パブロフの犬のように訓練され、洗脳されてきた結果、あらゆる人間は「お金」を見ると飛びつく生き物になった。

 かくしてほとんどの人々の人生が、「お金」の為に捧げられるようになった。

 この世界は、金(ゴールド)を持つ者が支配する。

「黄金律(Golden Rule)」という言葉があるが、「黄金を持つ者がルールをつくる」のが、この世界の絶対的ルールである。

 少なくとも、そのように人類は洗脳されてきた。

 現在においては、大量の金を持つ特定の結社が、大手企業や軍幹部などをスカウトし、秘密の場に集まって世界の方向を決めている(ダボス会議など)。

 金融のコントロールも、そうした場で行われている。

 その中心的役割を担っているのが、イタリアの「フリーメイソンP2ロッジ」や「300人委員会」などの結社である。

 こうした結社は、いずれも「一神教」が強く影響している。

 彼等は常に自分達を頂点とする世界支配体制を実現しようとする。その後ろ盾となってくれているのが、一神教の絶対神であり、それは実体を伴った存在である。

「旧帝国」すなわち「闇の宇宙勢力」による地球人類に対する支配体制は、宇宙人による「直接統治」ではなく、あくまで一部の特権的な地球人を介在させた「間接統治」方式を採っている。

 一部の特権的な地球人の代表である「フリーメイソンP2ロッジ」は、彼等が「神」と仰ぐ「地球外生命体」(=宇宙人)の指示で行動していると言われる。

 ローマ法王やロスチャイルド家よりも上位の存在が「P2ロッジ」であり、さらにその上に「Black Sun(黒い太陽)」と呼ばれる「地球外生命体」が君臨しているという。

「P2ロッジ」の最高幹部によると、「Black Sun」とはテレビやラジオの電波のようなもので、一定の方法で呼び出すことが出来るそうである。

 ここで問題は、「P2ロッジ」のような得体の知れない連中が、「黒い太陽」などの悪質な宇宙人からメッセージを受け取り、悪質な宇宙人の言いなりになって、人類支配の方針を決めている事である。

 このように、闇の勢力の宇宙人を頂点に、それと癒着した少数の特権的地位の地球人が、宇宙人の手先となって地球人類を家畜のように支配・管理する体制が、すでに確立している。

 地球人でありながら、宇宙人の手先となって人類を支配している連中は、「一神教」に凝り固まっており、「地球外生命体」のメッセージこそ「神の御心」と信じており、何ら疑うことなく人類奴隷化を推進しているのである。

 我々人類が為すべき事は、宇宙人の手先に成り下がった少数の特権的地球人達の完全除去に他ならない。

 ただし、このミッションにおいては、銀河連合など宇宙における「光の勢力」は決して直接介入しない。

「地球の問題は、地球人の手で」というのが、「光の勢力」の基本スタンスである。

 数百年にわたり人類を奴隷化してきた連中を排除する事は、あくまで我々自身の課題なのである。



地球人類を奴隷化するメカニズム


 多くの人が「お金」のために奴隷的人生を歩んでいる。

 しかしながら、そもそも「お金」とはバーチャル(仮想)の存在である。

 人々は、「仮想の存在」にあたかも絶対的な価値があるかのように洗脳され、奴隷にされているに過ぎない。

 現代の金融システムにおいては、得体の知れない特権グループが、任意に「お金」を生み出す権利を持っている。

 米連邦準備制度(FRB)のような通貨発行権者が、必要に応じて「お金」を生み出す一方で、自分達の利益の為に、また奴隷制度を維持する為に、社会全体に「お金」が回らないように操作している。

 一般庶民は「お金」が無いのではなく、故意に「お金」が無い状態にされているのである。

 現代の奴隷制は、奴隷を鞭で叩くなどの暴力によって働かさせるのではなく、人々に多額の負債を負わせ、増え続ける利払い費と財産差し押さえの恐怖を与えることによって働かせるのである。

 かくして多くの人々は、借金しないとやっていけないように仕向けられている。資本家階級でさえ莫大な借金を背負わされ、奴隷と化している。

「お金が無い」という錯覚あるいは洗脳によって、あらゆる人々は「お金」のために働くようになる。

 まさに巧妙に仕掛けられた奴隷制度である。

 一般に、銀行は人々から預かったお金を企業や事業者などに貸し出し、それらの金利収入によって銀行が運営されている、と思っている人は多いだろう。

 これは洗脳の一種である。実態は全く違う。

 人々は、高校や大学に行きたいから学資ローンを組む。あるいは、家が欲しいから住宅ローンを組む。

 そこで銀行は、30年間の労働力を担保にお金を貸す。そして借金漬けにする。

 例えば銀行が顧客に1億円を貸したとする。その際に銀行は、1億円を「貸付金」として貸借対照表に記入する。その瞬間、1億円が銀行の「資産」として計上されることになる。

 つまり、銀行の貸借対照表に記入するだけで、「無」から「お金」が創造されるのである。

 上記の例では、銀行が一般預金者から預かったお金から1億円を取り出してローン希望者に貸し付けたのではない。

 1億円という数字を「貸付金」として計上すれば、その瞬間、銀行に1億円の「資産」が発生する。

 これが「信用創造」と呼ばれる仕組みである。

「お金」は「無」から創造される。これは錬金術の魔術である。

 このように、銀行の貸借対照表は、錬金術のシステムに他ならない。

 そして、これを大規模に実行しているのが各国の中央銀行であり、その頂点に国際決済銀行(BIS)が君臨している。

 中央銀行の中の中央銀行であるBISは、どこの政府の管轄でもない。

 BISが置かれているのはスイスのバーゼルであるが、スイス政府さえもBIS内に立ち入ることは出来ない。完全な治外法権である。

 そのような組織が、世界の中央銀行に指示を出している。

 このように、無から「お金」を生み出す仕組みを独占している国際金融グループが、世界の全人類を奴隷化しているのである。

「私は奴隷じゃない」などと思っていても、「お金」の為の人生を送っているのなら、確実に「彼等の」奴隷なのである。

 かつてジョン・F・ケネディ元米大統領は、連邦準備制度(FRB)に代わる米政府発行の新ドルを新しく刷ると言い出したために、暗殺された。

 そろそろ奴隷達は真実に目覚め、立ち上がっても良いのではないだろうか。

 特権的富裕層の手から通貨発行権を取り戻し、「目覚めた人々」が通貨発行を管理するならば、全ての「お金」を人類全体の為に使えるようになる。

 繰り返し言うが、「お金」はもともと「バーチャル」な存在である。

 人間に必要十分なだけの「お金」を、全人類に供給することは可能なのである。



我々は、今何を為すべきか


 国際金融システムを牛耳る特権的富裕層の権力は、もともと「砂上の楼閣」であった。

 なぜならば、金融そのものがバーチャルなシステムに過ぎないからである。

 今や21世紀に始まった新型通貨である「仮想通貨(=暗号通貨)」などが登場している。

 これらは従来の意味での通貨ではない。

 これまでの通貨は、中央銀行が発行する「債券」であった。

 米ドルはFRBが発行する債券であり、円は日本銀行が発行する債券である。

 因みに通貨の発行権は、国や政府ではなく中央銀行にある。

 一方、仮想通貨は銀行を通さない。それらは実体が無く、ただのプログラムである。

 また仮想通貨は、国や銀行に価値を保証されない通貨である。

 仮想通貨の価値は、コンピューターのプログラムおよび累積された保存データによって保証されている。

 仮想通貨は、暗号化とブロックチェーンという2つの技術を使う。

 仮想通貨は高度に暗号化されており、他人が勝手に預金の金額を書き換えたり、仮想通貨を偽造したりするような事は不可能とされている。

 またブロックチェーンは、仮想通貨の取引をチェックするシステムである。

 仮想通貨の取引が行われると、その情報は暗号化された状態で公開され、取引情報は全て保存される。

 仮想通貨は債券ではないため「取引手数料」が無く、コンピュータ上で全て処理されるので送金も自由である。

 仮想通貨は、今後流通量が増えれば、従来の中央銀行制度を脅かす存在になるだろう。

 仮想通貨はユーザー自らが管理する初めての通貨であり、「支配者からの自由」を求める精神で作られた通貨である。

 金融を銀行から取り戻す事は、世界の支配者から民衆の手で世界を取り戻す事を意味する。

 この数百年、金融という洗脳魔術によって人類は奴隷にされてきた。

 人々が未来に希望が持てないのは、人間が金融に洗脳され、奴隷になってしまったからに他ならない。

 世界支配者から世界を取り戻す為には、金融を取り戻すことが最初の一歩となる。

 人類が金融システムから解放された時、人類を奴隷化してきた特権的富裕層は消滅し、地球は人類の手に戻ってくる。

 人間の本来の姿は「IS-BE」である。

「IS-BE」は物質を超えた存在である。

「IS-BE」は宇宙をも創造する。

 宇宙を創造し得る存在が人間の本質である。

 地球人類の叡智の全ては、地球という牢獄から脱出する為に用いられなければならない。

 その第一歩として、現在の金融システムを根底から変革し、闇の宇宙人勢力の手先であった支配階級を消滅させる事が求められる。

 本来「IS-BE」である人間には可能である。

「今、あなた方の惑星に残るものを片付けるかはあなた方次第なのです」と言う銀河連合からのメッセージを肝に銘ずるべきであろう。













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